072 LILIPUT HOe Diesellok,VL6 DZ123 デコーダーの組み込み

LILIPUTのHOe Diesellok,VL6は、ROCOと同様に6ピンのプラグインデコーダーが刺さるようになっています。
DZ123とプラグインデコーダーの配線を比べたら、ピンのピッチも配線の並び順も一緒です。唯一違うのは、青のライトの+配線がありません。

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LILIPUTのHOe Diesellok,VL6の場合は、ライトの配線がブリッジになっていて、進行方向にかかわらず前後共に点灯し、ライトの+配線はダイオードを介して線路につながっています。
DCCのデコーダーは、ライト配線はデコーダーの青につながなくても、ボディアース=片側の線路につないでも、動作するようです。
そこで、配線をピンに変更してみました。

ピンは0.4mmのリン青銅線を使いました。
20Wの半田コテで熱を加え過ぎ無いように手早く配線を外して、同じく手早くリン青銅線を半田付けしました。
ピンの根元はプラ角線に穴を開けて、ピンを通してエポキシ系接着剤で固定しました。
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改造したのが2個ありますが、実は下側の1個目は動作しませんでした。配線を換えた時に壊れたのか?それとも元々壊れていたのか?は、事前にチェックしなかったので判りません。リセットをすれば復活するかも知れませんが、上手くリセット出来ずにいます。
2個目は配線を外す前に動作チェックをしてOKで、ピンに交換した後もOKでした。
一番上は車両に付いていたダミープラグ、大きさもほぼ同じです。

キャブを外すだけで交換できますが、ボンネットも外してみました。
DCCで運転すると、止まった状態でライトだけ点灯することも、ライトを消して走行することもできます。
DZ123 はDCでも一応動くので、DCでも運転できます。
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ROCOのプラグイデコーダーは30ユーロ程に対し、DZ123は10個まとめて200ドル程度だったので、改造の手間は掛かりますが、何割か安く付けることが出来ます。
もっとも、動作しないデコーダーが直らないと、ちょっと高く付いてしまいますが・・・

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