098 KATO UNITRACK Wクロスのギャップ加工

KATOのNゲージ用UNITRACKのWクロス、ギャップの位置が気になったので加工しました。

上側がオリジナル、下側が加工後です。

2→3に渡る場合、オリジナルのように、ギャップ位置が線路とのつなぎの位置ですと、1側から黄色の矢印のように電気が流れるので、1の給電と2,3の給電が違っていると走りません。
この製品は2台のパワーパックで運転することは考慮されていないのかも?

ギャップの位置をWクロス内に切れば、下側のように、2→3に渡る場合は青矢印の給電になるので、問題なく走ります。
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ギャップの加工ですが、構造が左右の路盤を中央でつないでいる構造で、両サイドの線路が左右をつないでいるので、中央にギャプを切ってしまうと路盤は接着してあるものの構造的に弱くなる可能性もあり、ギャップの位置を中央からずらしました。
クロスの部分への給電を内部の基板で切り替えているので、その基板の集電位置より内側であれば、どこでも構いません。
基板と可動アームの間が空いている場所に1mmのドリルで穴を開けて、糸鋸でレールを切りました。
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基板は金メッキ仕様のようです。

ギャップを切ったら、線路が動いたので瞬間接着剤で固定しました。
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尚、改造・流用は自己責任で・・・