031 三田模型の東武ネルソンの製作 その52

三田模型の東武ネルソンの製作の続きです。

DCCデコーダーをテンダーに積んだ場合に懸案だった配線ですが、3支持とスピーカーで炭庫の内部の床面が占められていて、コネクターを付ける場所が狭く、標準的なコネクタが使えません。
最初、0.3tの基板を使ってコネクタを自作しようかと思いましたが、ピンの曲げが上手くいかずに暫く熟成。
秋葉原に行って小さいコネクタを買ってきて、こう↓しました。
イメージ 2

使ったのは2mmピッチのヘッダーピンとコネクタ(ピンフレーム)と2mmピッチの穴開き基板。
標準的な電子パーツのピン間隔は2.54mmで、0.54mmピッチが小さいだけですが、スリムです。
イメージ 1

基板はスピーカーの取り付けネジに共締めにしました。
基板が厚いので、しっかり止まりました。
左右対称に作ったつもりが、何故かコネクタは右寄り。どうやらネジ位置が右にずれているようです。イメージ 3

スピーカーに付いていたラグ板が割れてしまったこともあり、スピーカー側にも基板を付けました。
スピーカーの配線と一緒に、後部のライト用の接点もリン青銅線を使って作りました。
イメージ 4

エンジン側の配線。モーターへの2本と、エンジン側の車輪(右線路)の配線は太めの配線を使用。ライトと回転コンタクトへの配線はキットに付属していた細い配線を使いました。
回転コンタクトは0.3tの基板を1mmネジで固定。接点はベリリウム銅線です。
イメージ 5

前照灯への配線も2mmピッチのコネクタを使用しました。
イメージ 6


早速、回路試験。ライトはダミーです。
ここで問題発生。集電が安定しません。テンダーを押えると安定します。
やはりタイヤに接点を当てないとダメかな?
イメージ 7