006 アルモデル HOナロー 加藤製作所4トンGL (海軍マーク付) の組立

アルモデルのHOナロー版の加藤製作所4トンGLを組みました。

キットの中身、小さいエッチング板+小さな動力、ネジ類、ホワイトメタルのライト等
いつものアルモデルのキットですが、とにかく小さいです。
パッケージを開けて「これぽっちで、\8000+税?」と思われた方も少なくないと思います。
でも、このキットの真髄は組んで走らせるまで判りません。
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組立は、手摺等を付けてディテールアップしたこともあり結構手こずりました。
素組でも加藤の7トンよりも小さい分、少し難しいと思います。
経験者向きのキットです。

あと、パーツが小さいので、無くさないよう注意が必要です・・・(^_^;)

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ボンネットにギリギリに納まったモーター、素晴らしい。
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キャブの前妻板の取り付けがズレたのか?ボンネットを水平にすると、少し下側に隙間が出来てしまいました。ボンネットのRもイマイチ合っていないような・・・デジカメで見ると大きく見えますが、肉眼では良く判りません。

ボンネットと台枠の隙間は、ラジエターを付けた後で帯材で埋めました。
台枠側も1枚足してネジ部の隙間を埋めました。
後面の窓枠とキャブインテリアは別パーツです。
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動力は、平ギアで1段減速した後にウオームで更に減速する2段減速と凝った設計。
使っているギアもモジュール0.2で、総減速比は1:40とのこと。
7トン用の動力と比べると速度は半分程度とかなりスローです。
土工系の機関車は低速で凸凹の線路を走るので、このスローはありがたいです。

ボンネットに納まるサイズで、しかもスローが効く凝った動力が付いて\8000+税なら高く無いと思います。

チラッと見えるキャブインテリア。ボンネットに納まるモーターだから出来る仕様。
ライトはホワイトメタルの部品が付属していますが、真鍮でドリルレースで作りました。
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半田だらけ・・・小さいのでちょっと付いても広がってしまいました。
台枠のバンパー部と右前の側板が少し隙間が出来てしまったので真鍮板を薄く削って差し込んで埋めました。
オマケで軸受け部に付けるマークも付けました。これを曲がらずに付けるのも結構手間でした。これは半田付けより接着の方が楽でしょう。
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前のヘッドライトもドリルレースです。洋白の帯材と真鍮線でライトの支えをてきと~に作りました。
排気管は0.8mm径の真鍮パイプ。
給油口?は1mmの真鍮線です。
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難易度は少し高いですが、作り甲斐のあるキットです。

さて、何色に塗ろうかな・・・

アルモデルは今年で10周年とのことで、10周年の記念品は特にないとのことですが、10周年の技術が惜しみなく注がれた製品だと思います。
4月から消費税が上がりますが、通販は4月末までは旧税込価格とのこと、買うなら今の内。