197 IMON 仙北3号Cポーター 現役仕様の組立 その4

IMON 仙北3号Cポーターの組立の続きです。

1940年に黒岩保美氏が撮影した仙北3号Cポーターの写真が掲載された本を見せて頂きました。
シリンダーの位置はエンドビームの上に前部が半分弱見える位上です。

ちょっと写真を加工して、シリンダー位置を上げてみました。弁室の上下を詰めてあります。
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実機のエンドビームは下に長いので、こちらも写真を加工してあります。

モーターの搭載位置の変更も検討してみました。
フランジのギリギリ上に置けば、何とか12mm径x10mm厚のモーターが入りそうです。

IMONのモーターでも何とか入るかも知れません。
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ボイラーは、かなり切り取らないと入りません。
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サイドタンクが高いので、ボイラーを大きく切り取っても目立たないと思います。
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それよりも、実機の写真を見て気がついたことがあります。
この機関車は後部の炭庫を後から改造して付けたとのこと。
その為か?キャブ全体が後ろに微妙に傾いています。
サイドタンクの下の線に対して、キャブの下の線が合っておらず、後ろ下がりになっているのです。

単なる推測ですが、
炭庫を増設した。→キャブが炭庫の重さで歪んで後ろが下がってしまった。→サイドタンクとキャブ前面に筋交いを入れて補強した。 
という事なのかも知れません。