リアル・ライン D51 北海道型 710号機・711号機

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新規メーカー、(株)リアル・ラインから北海道型D51が出ました。
晩年の特定機のモデル化ということで、期待していたのですが・・・・・少し期待外れでした。

Oマル
・何と言っても、実感的なキャブとテンダーの隙間でしょう。試作時点よりも、更に詰められたようです。
・スケールに忠実。
・モーターがボイラーに内臓で、キャブ内にバックプレートが付いている。第一動輪の上が抜けている。
・従台車のフレームが固定。16番の天プラ等のように車輪の付いた台枠のみが左右に動き、板ばねが付いたフレーム部分は固定。

バツ
・品質のばらつきが多い。私が購入した710号機は安定した走りですが、711号機は店頭で2両試走してもらって、どちらもギクシャクしていました。購入して来て、レイアウト上を少しはしらせましたが、多少改善された程度です。
 もっとも、KATOの9600も最初に出た時はギクシャクしていましたし、天プラC62もお尻振り振りでしたので、新興メーカーの初の製品としては、こんなものかも知れません。
・推奨最小半径が381mmと大きい。市販の線路を考慮していないようです。当社のレイアウトは最小R280のTOMIXファイントラックですが、710号機は何とか周回しますが、711号機はS字になった部分で脱線してしまいました。
・配管がエッチング抜きで四角い。取り付けも雑な点があります。
・特定号機なのにナンバーが貼られていない。
・\15k-もするのに後付部品がある。

 残念ながらXバツの方が多いですが、ファインスケールにチャレンジした姿勢は評価します。今後のNゲージの製品に一石を投じる製品と思います。

 迎え撃つ?KATOのリニューアルC62が、そろそろ発表になるようです。

写真説明
10枚目:キャブのフロアーの下側(刺さっているだけで写真では斜めになっています)が、テンダー部の突き出しに刺さる構造になっています。本体とテンダーの緩衝防止だそうです。(と添付の紙に書いてありますが、「干渉」の間違いか?)
11枚目:カプラーはナックルが動かないタイプ。KATOカプラーより小振りですが、重連やKATOカプラーとの連結可能でした。
12枚目:テンダーの石炭受けが外れます。その下にプラの四角い板があり、その下に十字型のホワイトメタル製?のウエイト?が入っていました。何故?このような構造なのか?不明です。将来的にはDCC対応になるのかな?
 本体は壊すといけないので、まだ分解していません。