010 エコーモデル 日車製25tCタンクの組立 その４

エコーモデルの日車製25tCタンクの組立の続きです。

サイドとボイラーを仮止めした時点で、サイドタンク下に隙間が開いてしまいました。
原因はキャブの前妻板とボイラー、サイドタンクの合わせが浅い為で、ボイラーを若干細くなるように丸めて、前妻板を若干削って深く入るようにしたのですが、まだ不足していたようです。（青矢印）
前妻板の周囲はリベットがエッチングしてあるので、これ以上削れません。
ボイラーを前上がり気味に付けてしまえば、サイドタンク下の隙間はできませんが、タンクの側面と上板が前上がりになってしまいます。そこで、煙室サドルを低くすることにしました。
煙室サドルが低くなった分、煙室サドルカバーは上側を斜めに削って長さが合うようにしました。

これで、車体とデッキがピッタリ付くかと思ったら、今度はコールバンカーの妻板の左に隙間が出来ていました。どうも妻板が左上がりに付いているのと、デッキが少しひずんでいるようで、妻板を付け直しました。コールバンカーの中仕切りは邪魔だったので、とってしまいました。

歪無く、きちっと合うように作るのは難しいですね。

エンドビームにつけたステップが、半田の溶け込みが不足していたようで、ペロッと剥がれてしまいました。きちんと溶け込んで、かつ周囲がバラバラにならない程度に温めるのは難しいです。