080 当摩さんの Koppel 4ton Bt の組立 その4

当摩さんの Koppel 4ton Bt の組立の続きです。

オプションのクロスヘッド・ロッドセットですが、元々の設計がシリンダに穴を開けずに使うようになっていて、クロスヘッドのピストン棒が短く出来ています。
シリンダに穴を開けた場合は短いので、ランナーの部分を丸く削ってロッドを長くしました。
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小さいので、万力に咥えてヤスリでシコシコ削りました。
クロスヘッドにヤスリが当たってしまうので、ヤスリは2~3mmしか前後に動かせません。
平ヤスリと三角ヤスリを使ってある程度削ったあと、ニッパーで切り離して、ロッドをてきと~に丸く仕上げました。

2個ほど削って、調子に乗って大胆に削ったらクロスヘッドの根本からポロッと折れてしまいました。
仕方がないので、0.5mmのドリルでさらって(上の写真の左)、洋白線を半田付けしました。
こちらの方法の方が早いかも知れません。
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ちなみに、昨日アップした机の天板中央部分を削ってあるのは、腹がつかえるから・・・では無くて、幅がありすぎると天板の奥まで手が届かないと、机に入り込んだ形で作業をすれば部品を机の下に落とし難くなるかと思ったからです。
副産物として、万力を縦に付けることが出来て、今回のように縦に削る場合は楽に作業が出来ます。
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それにしても、クロスヘッド、小さい・・・