054 トーマモデルワークス 木曽ホイットコム7号機

トーマモデルワークスから発売された木曽ホイットコム7号機です。

JAMの初日と2日目にNGJのブースの片隅で走らせておきましたので、目にされた方もいらっしゃると思います。
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光硬化樹脂で作られた3D造形の製品を組む・・・いや、一体成形されているので、塗るだけですが、とにかく初めてです。
何を使って下地処理をしたら良いのか?さっぱりわからず。

製品を袋から取り出したら、べとべとしている・・・
超音波洗浄器で洗おうと、水に浸けてスイッチを入れたら、モワッと白濁して、やっちまったぁ・・・と焦りました。

その後、洗剤で洗って、IPAで濯いで、乾燥して、缶スプレーのプラ用サーフェーサーを塗りましたが・・・
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何かザラザラしているので、IPAにドボン・・・これがマズかった。

IPAに浸けながら、歯ブラシでこすったら窓の柱が取れちゃった・・・
他にも窓枠が一部ポロリ・・・
窓の柱は瞬間接着剤で付けて、窓枠はプラ板を切って補修しました。
どこを補修したか、見れば判ってしまします。

2回目のサーフェーサー。面倒になったので、筆塗り (^^;)
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何となく、筆塗りの方が、表面の荒れを埋められるような気がしましたが・・・大差無しかな?
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ここで、表面を耐水ペーパーで擦って仕上げれば良いのですが、JAMもあるので、塗ってしまえ・・・
塗った色は湘南グリーン
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この後、多少表面の荒れをカバーできるかも・・・と思って半光沢のトップコートを吹きました。
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煙突は先端を0.6mmのドリルでさらってパイプ風にしました。
色は焼鉄色に塗りました。
ラジエターや軸受け、ボンネットのルーバー等に薄めたフラットブラックで墨入れしました。

窓ガラスは、エコーモデルの0.25mm厚のポリカーボの窓材を四角く曲げてはめ込みました。
ガラスは紙を入れて、寸法を測って、曲げましたが、2回やり直しています・・・
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一応、完成。動力は両面テープで止めてあります。
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ちなみに、JAMで当摩さんに聞いてみましたが、もっと細かく造形すれば奇麗になると思うけど値段は10倍とのことでした。
まだ発展途上の技術ということでしょう。

気になる人は、サーフェーサーを塗った後、耐水ペーパー等で根気よく仕上げると良いでしょう。

JAMの初日と2日目にNGJのブースの片隅で走らせていました。
1日走らせたら、ギアが馴染んだようで、とても安定して走っていました。
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6.5mmに改軌した方の動力を使いました。