334 ワールド工芸 工藤式 蒸気動車 の組み立て その2

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ワールド工芸の工藤式蒸気動車を組み立ての続きです。

一応形になりました。

素組みの予定でしたが、ネットにある実用新案の図に運転席の椅子らしき記載があるので、前側の妻板に真鍮板を切って半田付けしました。
後ろの客室扉は真ん中にヤスリで筋彫りをして、左右開きの引き戸という想定で取っ手を付けましたが、実用新案の図を見ると、点線で円弧が書いてあり、右ヒンジで外に開く普通の扉だった可能性があります。
型録の写真を見ると客室扉の窓は1枚のようですが、筋彫りをしてしまったので、そのままにしました。

車体は、屋根板側、床板側共に半田付けですが、最初に屋根板側に半田付けしました。

床板側は、床板と側板とは隙間があるのと、シリンダを止めるネジ穴の周りが薄いこともあり、3mm幅の帯材を半田付けしました。

シリンダは展開してあるエッチング板を曲げて、丸みは薄くしたエッチング板を前後の板に沿わせて巻きつけて作りますが、ねじれないように付けるのが難しいです。
また、ドレインの作動ロッド形状の部品を半田付けしますが、こっちを付けると、あっちが外れたり、ずれたりと、これまた難しいです。
車体への取り付け部も、板厚が薄いのに加えて、幅が狭くネジ穴周りが薄く、曲がりやすいです。
この辺りが、ワールド工芸のキットの難易度を上げている部分なので、もう少し簡単に組めるようにして欲しいです。

運転席周りは、「てきと~」に作りました。運転士はいつもの「加藤さん」です。
そういえば、今度、違う姿の「加藤さん」が出るようです。ワンパターンだったので、助かります。
http://www.katomodels.com/product/nmi/doll_jnr_kikanshi.shtml
運転席脇のレバーはロストのジャンク品ですが、他は真鍮線で「てきと~」に作ってあります。

煙突は実機同様に中継ぎになっていますが、前後左右から見て「く」の字にならないように付けるのに苦労しました。
根元から1本にして頂いた方が簡単に組めます。

ボイラーは車体とは別に黒く塗って、接着する予定です。


これで、説明書に書いてある半田付け部分はモーターの配線以外は終了。
塗装して、動力も含めて組めば完成ですが、ボイラーの下が寂しいのと、車体付けのシリンダを何とかしたいと思っています。